間違えてない? 「賜りますよう」の正しい使い方 (1/4ページ)
「賜(たまわ)りますよう」は、目上の人から何かをもらうことを意味する言葉です。謙譲語であり、相手からの施しをありがたく受け取る時に使います。
日常的にはあまり使う機会がないかもしれませんが、ビジネスシーンではよく使う表現。しっかりと意味や使い方を覚えておきましょう。
この記事では「賜りますよう」の意味と使い方を例文と併せて紹介します。
■「賜りますよう」の意味
「賜りますよう」は、「○○してもらう」という意味の言葉。相手に対して「○○してもらいたいです」といった希望を伝えるフレーズです。
たまわ・る〔たまはる〕【賜る〔賜わる〕/▽給わる】 1 「もらう」の意の謙譲語。目上の人から物などをいただく。ちょうだいする。「日ごろお客様からご愛顧を―・っております」 2 「与える」の意の尊敬語。鎌倉時代以降の用法。目上の人が物などをくださる。「臣下に金一封を―・る」 3 神の許可を得て、通行を許してもらう。 4 (補助動詞)動詞の連用形、また、それに「て」を添えた形に付いて用いる。
出典:(『デジタル大辞泉』小学館)
例えば「ご理解賜りますようお願い申し上げます」は、「こちらの事情を汲んで理解してほしい」と相手に理解を求める際に用いる表現です。
「もらう」の謙譲語である「賜る」を使うことで、一方的にこちらの事情を押し付ける印象を軽減することができます。
ビジネスシーンではよく使うフレーズのため、目上の人に何かをお願いする時にはスマートに使えるよう、しっかりと意味を理解しておきましょう。
参考記事はこちら▼ 「ご理解賜りますようお願い申し上げます」は正しい敬語? 意味や使い方・注意点を解説【例文あり】◇「賜りますよう」は敬語?
「賜りますよう」は敬語として使える表現です。もともと「目上の人から物などをいただく」という意味を持った言葉なので、自分がへり下った言い方になります。
そのため、上司や取引先、お客様など目上の人に対して使えるフレーズです。