自殺念慮・自傷行為に対する画期的な治療開始:ケタミンクリニック in 名古屋麻酔 (3/5ページ)
乱用者は平均20日/月以上使用すると抑うつ状態が増加し、記憶力低下が見られる一方で、低頻度で使用した者や過去使用者では差がないとされています。
ケタミンは中毒性があり得ますが、専門的に監視された注入の設定ではほとんど中毒の可能性がなく、医療処置や手術において安全に使用されています。ケタミンの依存の可能性はニコチンやアルコールよりも低いとされ、モルヒネ等の医療麻薬と比較しても低い水準であるとされています。
中毒を防ぐためには、低用量のケタミンをゆっくり注入し、監視された安全な環境で医療提供者の監視下に置くことが重要です。メンタル疾患治療の一環として使用される場合、ケタミンには中毒性がないように配慮され、患者の安全が確保されます。
【ケタミン療法の適応について】
ケタミンは、麻酔薬としての従来の臨床使用を超えて、他の症状の治療においても良好な結果を示すことが増えています。
A. ケタミンが非常に効果的であることを示す実質的な研究データと臨床データがあります。
・うつ病
・自殺念慮
・重度の PTSD
B. ケタミンが効果的であることを示す多くの研究論文と臨床データがあります。
・重度の不安障害
・重度の双極性障害
・薬物依存症のリハビリテーション
・神経因性疼痛
・CRPSまたはRSD
・がん性疼痛症候群
・幻肢痛
C. 十分な臨床証拠があるが、ケタミンが以下の最悪の症状を緩和するのに効果的であると思われることを示す研究論文はあまりありません。
・線維筋痛症
・三叉神経痛
・重度のOCD
・帯状疱疹後神経痛
・糖尿病性神経障害
・脳卒中または外傷に関連する中枢性疼痛症候群
D. ケタミンが症状の軽減に効果がある可能性があることを示す論文と臨床経験が限られています。