なんと日本海軍はブドウから兵器を作っていた!?戦時中のワイン造りとロッシェル塩【後編】 (3/3ページ)
例えば環境に優しい冷媒として、太陽熱や廃熱を利用した冷凍・冷蔵システムの開発に用いられているほか、タンパク質や核酸などの生体分子の結晶化を促す促進剤や、ナノテクノロジーの分野では、金属ナノ粒子の合成や自己組織化を促す物質としても役立っているのです。
日常生活では名前を見聞きする機会のないロッシェル塩ですが、このように、実は戦時中の兵器製造と深く関わっていました。
そして現在も科学や工業の発展に貢献し、現在も新たな応用が探求されているのです。
【参考資料】
山形の戦跡 薄れる戦争の記憶 NHK
国税庁
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