考えが甘すぎ!?幕末期に明け渡された江戸城、実は「すぐ返してもらう」つもりだった【前編】 (4/4ページ)
彼は、江戸の町の治安の回復を目的として、慶喜と江戸城を返還するよう大総督府に具申します。「将軍様」が江戸に帰ってくれば人心も安らかになり、旧幕臣たちの反発心も落ち着くと考えたのです。
先述した通り、勝海舟がこのような提案をしたのは、あくまでも江戸城の明け渡しは一時的なものだという頭があったからです。
しかし結果はご存じの通りで、江戸城は二度と幕府側に戻ってくることはありませんでした。勝の目論見は外れてしまったのですが、なぜこのような結果になってしまったのでしょう? それは【後編】で解説します。
参考資料:
日本史の謎検証委員会『図解 幕末 通説のウソ』2022年
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