源氏物語の主人公・”女好き”の光源氏、実は男性も恋愛対象だった![前編]【光る君へ】 (4/4ページ)

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自分に冷たい女性より弟の「少年」に心惹かれていく

 貴族の少年のイメージ(写真:photo-ac)

例えば、光源氏がまだ10代の少年にも想いを寄せる場面があります。

いくら言い寄っても拒み続ける冷たい女性より、その女性の弟で自分を慕ってくれる少年を「愛おしい」と想うようになっていくのです。

夜、少年を自分の傍に寝させて「君の姉さんに嫌われて辛い。辛い」とこぼしながらも、少年を可愛く想いはじめる……そんな場面も登場するのです。

日本では、男性が男性を愛する「男色」の歴史は古く「日本書紀」にもその記録があると伝わっています。仏教が伝来した奈良・平安時代には貴族階級の間に広まったという説もあります。

貴族の子弟が寺院に入り、僧侶の身の回りの世話をするという慣習があったのですが、美少年はお稚児さんとして男色の対象にされていたようです。

美しきもの・愛しきものに惹かれやすく自由奔放な恋愛体質だった光源氏が、可愛らしくほっそりとした体つきで自分を慕ってくる少年に、愛しさが募り思わず抱き寄せて愛でたいという感情を持っても、不思議ではないでしょう。

さらに【後編】に続きます。

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