進化はこれまで考えられていたほどランダムではないことが新たな研究で判明 (2/3ページ)

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また、ある遺伝子ファミリーが作られるために、絶対に必要となる遺伝子ファミリーもあった。

  つまり、遺伝子同士が協力したり、対立したりと、まるで生態系のように相互作用していることがわかったのだ。

このような遺伝子間の相互作用によって、進化の姿をある程度予測できるようになります。それを予測するツールがあるということです(ノッティンガム大学 マリア・ロサ・ドミンゴ=サナネス博士)


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遺伝子ファミリー同士には、協力や対立といった関係がある。これを踏まえれば、ある程度その後の進化を予測できるという / Credit: Proceedings of the National Academy of Sciences (2023). DOI: 10.1073/pnas.2304934120/span・薬剤耐性菌の問題を解決できる可能性
 それは世界で懸念されている薬剤耐性菌問題の打開策になるかもしれない。

 抗生物質が効かない薬剤耐性菌は、現代医療を脅かす大問題だ。それが広まれば、これまで治すことができた病気まで治せなくなる恐れがある。

 そうした耐性菌の薬への強さは、遺伝子によって作られている。

 そして今回の研究によるなら、耐性の源となっているたった1つの遺伝子だけでなく、それを支えている遺伝子をターゲットにすることで、より効果的な対策を打てると考えられるのだ。
(このアプローチによって)新薬やワクチンにつながる新しい遺伝子構築物を合成できるようになります。
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