巨人・菅野智之のエース復権、ソフトバンク入り山川穂高、日ハム新庄剛志監督…2024プロ野球「崖っぷち5人衆」 (2/2ページ)

日刊大衆

100球で7回までとか格好をつけずに、泥臭くボール球を使って、5球で一人を抑えるぐらいの意識でやれば、まだ勝てる」(前出の角氏)

 角氏がその名を挙げた菅野も、序盤の出遅れが響いて、昨季は自己最少の4勝(8敗)止まり。今季は、目標として「最多勝&15勝」を公言しているが、エースの復活はあるのか。

「彼自身も“走りまくる”と言及しているように、投手は下半身。“低目に、いい球を投げる”ということにこだわってほしい。技巧派に転身すれば、15勝も現実味がある」(前同)

 昨年は、その走り込み不足だったという話もある。

「菅野は右膝に古傷があった。久保康生コーチと、膝に負担をかけないフォームづくりに取り組んでいましたが、快復傾向にあるんでしょう」(巨人軍関係者)

■中日・立浪和義の最低ラインは?

 指揮官に目を向ければ、中日・立浪和義監督(54)と日本ハム・新庄剛志監督(51)のスター監督が“崖っぷち”だ。両者とも今季が3年目。2年連続最下位に苦しむ。

「Aクラス入りは最低ライン。そのためにも、“勝つ”という意思を前面に出すべきですね。両軍とも積極的に補強もしたし、あとは、いかに選手をまとめるか。発信力も表現力も長けている新庄監督も、いつまでもマスクをしている場合じゃない」(ベテラン記者)

●片岡篤史ヘッドコーチの重要性

 ちなみに、一方の立浪監督は、その発信が大の苦手。

「昨年は落合英二ヘッドとも意思疎通がままならず、孤立状態。今年は同級生の片岡篤史ヘッドが、立浪監督の意思をうまく伝えることができれば……」(前同)

 角氏は、こう言って激励する。

「とにかく自分の目指す野球を言葉と態度で示すこと。たとえば、3点取るまでは1死でも送るとか。それぐらい1点にこだわる姿勢を見せれば、仮に2失点で負け投手でも、投手陣の意欲は変わってきます」

 一時代を築いたスターらの巻き返しに、期待したい。

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