大物になるわけだ…「影どころか顔まで踏んでやる」藤原道長の負けず嫌いな少年時代エピソード【光る君へ】 (2/4ページ)
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影どころか顔までも……道長少年の大言壮語
藤原朝臣道長。兼家第五子。性豪爽負気。兼家常歆美従姪公任為人。激励諸子曰。兒輩寧得踏公任影戴。兄道隆道兼慚報不敢対。道長独抗言曰。固不欲踏影。恐終踏其面。……
※菊池容斎『前賢故実』巻第六 藤原道長
道長は藤原兼家の五男として生まれました。豪爽(豪胆かつ爽やか)で負けん気の強い性格だったと言います。
ある時、父の兼家が息子たちの前で、こんなことを話しました。
「あぁ、お前たちは公任(きんとう)に遠く及ばぬ。きっと影を踏むことさえ出来まいな」
公任とは藤原公任。兼家の政敵であった藤原頼忠の息子で、優れた才能を誇ったといいます。
これは父なりに発奮をうながすアプローチだったようですが、兄の藤原道隆や藤原道兼は言葉もなく黙り込んでしまいました。
