大物になるわけだ…「影どころか顔まで踏んでやる」藤原道長の負けず嫌いな少年時代エピソード【光る君へ】 (3/4ページ)

Japaaan

やれやれ、これでは先が思いやられる……兼家が頭を抱えたその時です。

「元から影など踏もうとは思いませぬ。私なら、公任の顔面を踏みつけてやります!」
(影をば踏まで、面をやは踏まぬ)

たとえ公任がどれほど優れていようとも、同じ人ならば競って勝てないはずはない。

道長の自信にどれほど根拠があったかはともかく、果たして公任を凌駕する権勢を勝ち取り、この世を我が世とせしめたのでした。

肝試しで大極殿の柱を削る

菊池容斎『前賢故実』より、藤原道長

……道長工詩歌。兼善射御。叙従五位下。累進陛正二位左大臣。長保二年。其女彰子立為 中宮。上東門院是也。生 後一条後朱雀。後一条即位。道長摂政。尋譲摂政其子頼通。叙従一位。拝太政大臣。万寿四年薨。年六十二。所著有蓮府秘鈔。道長為外戚専政柄。高舌在其■。帝屡 幸其第錫賓重畳。富於 王室。世称松成寺摂政。又曰御堂公。

※菊池容斎『前賢故実』巻第六 藤原道長

【意訳】道長は詩歌を巧みにし、かねて弓射をよくした。長保2年(1000年)に娘の藤原彰子(上東門院)を中宮に据える。

彼女は後一条天皇と後朱雀天皇を生み、後一条天皇が即位すると摂政を務めた。

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