日本初の競馬はなんと江戸時代!政治家・西郷従道がオーナーになった馬「ミカン号」が可愛すぎ♡ (1/4ページ)
日本で初めて競馬について記載されたのが『続日本紀』。大宝元年(701)5月5日の記事に、「丁丑。《五》令群臣五位已上出走馬。天皇臨觀焉。(群臣も集まり天皇に競馬を献上した)」と記載されています。
以降の時代でも、度々行われていたようです。西洋においても、馬の競争は古代ローマから盛んでしたが、現在の娯楽としての競馬はイギリス発祥のものです。
1861(文久元)年には、イギリス人を中心とする在留外国人によって、横浜の山下町で競馬が開かれたとされていますが、これは幕府の馬術練習用の馬場を使ったもので、集まった外国人も軍事関係者ばかり。
日本で始められた娯楽としての西洋式の競馬は、その翌年の5月1日・2日の両日、同じく居留外国人によって開かれたものだとされています。
この年には、外国人のみを会員とする横浜レースクラブが結成され、また「競馬場も設置すべき」という声により、1866(慶応2)年には、横浜の根岸に、競馬場が造られました。これが近代日本における競馬場の第1号、根岸競馬場です。
イギリス駐屯軍将校らが設計・監督に携わりました。
この競馬に日本人が加わるのは、1875(明治8)年のこと。横浜レースクラブがこの年に日本人の加入を認め、同クラブの名誉会員には宮家が、正会員には西郷従道・松方正義・伊藤博文といった明治新政府の重鎮が名を連ねました。
特に西郷は、単に会員になっただけではなく、日本人で初めての馬主にもなりました。さらに同年11月4日に根岸競馬場で開催されたレースに出場し、見事勝利をおさめました。