電気代の節約に「家電の買い替え」は有効? どのくらいお得になるの? (3/3ページ)
除湿器にはコンプレッサー方式とデシカント方式の2つがあり、コンプレッサー方式は、空気を冷却して発生する結露を利用して部屋の水分を取り除くため、夏の除湿に適しています。デシカント方式は、製品内部のゼオライト(乾燥剤)に水分を吸収させることで部屋の水分を取り除き、ヒーターの熱で乾燥した空気を放出するため、冬の除湿に適しています。デシカント方式は、ヒーターを使用するため消費電力が大きく、室温が高くなるので使用できる期間が限られます。今はこの両方のメリットを組み合わせて、デメリットを克服したハイブリッド式除湿器もありますので、これから購入を検討するならハイブリッド方式がおすすめです。
また、家電ではありませんが「浴室乾燥」機能にも要注意。ドライヤーの温風を数時間つけっぱなしにしているようなものなので、3時間使えば116円ほどの電気代がかかっている計算になります。ハイブリット式の除湿器では衣類乾燥モードもあり、標準モードの場合の1時間あたりの電気代の目安は約8円なので、浴室乾燥メインで衣類乾燥をしているならこちらの利用をおすすめします。
ちなみに、もし予算に余裕があるなら、ヒートポンプ式のドラム式洗濯機がおすすめ。洗濯・乾燥1回あたり50円程度、エコモードだと20〜30円程度です。ドラム式洗濯機は高額ですが、長い目で見ればお得ですよ。
■お得に家電を買い換えるタイミングとポイント活用術
冷蔵庫・洗濯機・エアコンなどの白物家電は、冬の年末商戦に合わせて10月に新商品が発売されます。そのため9月には去年の商品が型落ちしアウトレット価格になるので、安く買いたいのであれば9〜10月頭ごろに購入するといいでしょう。
近年は家電の値段も上がってきているので、白物家電や長く使いたい家電はなるべく長期保証をつけた方がいいです。1年で保証が切れてしまうと修理費や買い替え費用がかかるため、3年、5年、10年など可能な限り長くつけましょう。
また、お得なポイント制度を活用するのもおすすめ。たとえば東京都が実施している「東京ゼロエミポイント」は、省エネルギー性能が高いエアコン・冷蔵庫・給湯器・LED照明器具に買い替えた都民には、商品券に変わるポイントを付与するという優れた制度です。
東京都以外でも似たような制度がある場合があるので、チェックするとお得に買えるかもしれません。
令和のマネーハック91
電気代トップの冷蔵庫・エアコン・照明の他、「保温ができる家電」にも要注意。ベストなタイミングを狙い、お得に買い替えましょう。
(監修:丸山晴美、取材・文:高橋千里、イラスト:itabamoe)