本塁打王ドジャース大谷翔平を待ち受ける200億円侍ジャパン「ショーヘイ包囲網」 (2/2ページ)

日刊大衆

実際、昨季のダルは実況も驚く鋭いスプリットで、空振り三振を奪っていますしね」(前同)

■松井裕樹も新加入

 また、パドレスには今季から松井も新加入する。

「高い奪三振率を誇る中継ぎ左腕の彼には、左打者の多いドジャース打線、とりわけ“大谷キラー”としての役割が期待されています」(専門誌記者)

 昨季の大谷は、対右投手の打率.327対して、対左は.245。特に左腕のスライダーに苦しんでいた。

「その意味でも、スライダーを決め球にもつ松井は大谷キラーに打ってつけ。何より封じるべきは彼の長打です」(前出の福島氏)

■鈴木誠也のいるカブスを選んだ今永昇太

 一方、強打者、鈴木誠也(29)のいるカブスを選んだ今永も侍屈指の左腕エースだ。同じナ・リーグのドジャースとは、開幕早々の4月5日(現地時間)から本拠地のシカゴで3連戦となる。

「昨季から投げ始めたツーシームと高めの速球をうまく組み合わせて、いかに打球を上げさせずに打ち取るか。大谷との対戦を考えても鍵となるのはそこでしょう。左腕には珍しいスプリットの使い手というのも、一つの武器になりそうです」(前同)

■千賀滉大のメッツとも3連戦

 ちなみに、同じ4月には千賀滉大(30)のメッツとも19日から3連戦がある。昨季は1二塁打2四球と大谷に軍配が上がった両者の対決も見どころだ。

「対決は1試合だけで、大谷が打った球種もカットボール。千賀にすれば“今度こそ”という思いもあるでしょうから、代名詞“お化けフォーク”での真っ向勝負は注目です」(同)

 同じ打者では、カブス・鈴木が同一リーグのライバルとして立ちはだかる。

「昨季後半から調子を爆上げ中の同級生が、大谷とどんな化学反応を起こすか見ものですね」(前出の記者) 大舞台で繰り広げられる侍たちの熱闘に期待したい。

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