ほぼモブキャラ扱い!?大河「光る君へ」で紹介文が短すぎる平安貴族・藤原文範とはどんな人物だったのか? (4/4ページ)

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主従の関係を越えてしまうなどと……」

しかし敦忠は考えを変えず、続けて言いました。

「天の上から見ておるぞ。必ずや我が言うた通りとなるじゃろうて」

かくして敦忠は世を去り、北の方は文範と再婚することになります。

「それみたことか」

天の上からか、地の底からか。敦忠の恨み節?が聞こえてくるかも知れませんね。

終わりに

以上、藤原文範についてその生涯をたどってきました。

冒頭の紹介文を書き換えるなら、こんな感じでしょうか。

公卿・学者 藤原 文範(ふじわらの ふみのり)
検非違使や国司、中納言など要職を歴任し、朝廷では長老格となる。
7代の天皇陛下に仕え、88歳の長寿を保った。

……ちょっとだけ長くなりましたね。敦忠の北の方との一件は昔過ぎて大河ドラマでは言及しなくてよさそうです。

第5回放送「告白」以降、約10年は生きる藤原文範。これからの活躍&栗田芳宏の渋い好演に期待しています!

※参考文献:

保坂弘司『大鏡 全現代語訳』講談社学術文庫、1981年1月 佐藤球 校註『大鏡』国立国会図書館デジタルコレクション

日本の文化と「今」をつなぐ - Japaaan

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