“8年超”君臨の八角理事長「降板」の余波!稀勢の里vs白鵬「相撲協会シン覇権争い」新たなゴング (2/2ページ)

日刊大衆

「八角理事長の参謀役で、協会ナンバー2の事業部長も務めた尾車親方(元大関・琴風)は22年に定年。後ろ盾もいない中、不祥事の矢面に立つのは正直、疲れたというのが本音では」(前出の相撲専門誌記者)

■芝田山親方が最右翼

 では、次期理事長は誰か。

「順当にいけば、協会ナンバー2で61歳の芝田山親方(元横綱・大乃国)が最右翼です」(前同)

 実現すれば、協会内の力関係に変化が生じるという。

「そもそも理事長の座は、角界2大派閥の出羽海、二所ノ関両一門が牛耳ってきた。弱小派閥・高砂一門の八角親方が理事長になれたのも2大一門の後ろ盾を得たためです」(協会関係者)

■藤島親方の次に二所ノ関親方

 二所ノ関一門の芝田山親方が理事長になれば、両一門の“持ち合い制”に戻ることを意味する。

「芝田山親方の定年後は、出羽海一門から理事長を出す番です。その場合、現職理事らは定年が近いため、現在51歳の藤島親方(元大関・武双山)が最有力。その次は二所ノ関一門の番となると、同一門の総帥を務める元横綱・稀勢の里こと二所ノ関親方が40代で大抜擢される可能性もあります」(相撲専門誌記者)

■横綱として圧倒的な実績を誇るが

 だが、これを猛烈に警戒しているのが白鵬だという。

「横綱として圧倒的な実績を誇る白鵬が、稀勢の里に理事長の座を越されるのは許しがたい。ただ、白鵬が属する伊勢ヶ濱一門は弱小勢力。トップを獲るには“ウルトラC”しかなく、理事選出馬宣言も、その一環です。今回は断念したものの、外国出身親方を中心に、白鵬に票を投じる約束した親方も多くいたそう。機を見て、再び“白鵬の乱”を起こすのでは」(後援会関係者)

 覇権争いのゴングは鳴ったばかりだ。

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