プロ野球キャンプイン、ダルビッシュ有が日本球界に警告!「メジャーリーグでは非常識」トンデモ練習の功罪 (2/3ページ)
■スポ根指導でパワハラのレッテル
今や球界のご意見番の風格すら漂うダルと、スポ根指導でパワハラのレッテルを貼られた感のある阿部監督 。
すわ、4年前のバトル再燃かと思いきや、当時の経緯を知る巨人担当のベテラン記者は声を潜めて言う。
「このたびの就任会見でも“厳しく”という言葉を何度も繰り返してたんで、一部に“本当に大丈夫か!?”との声が挙がっていたのは事実ですが、初仕事となった昨年の秋季練習を見る限り、選手とは適度に距離を置いているようです」
いったい何があったのか。ベテラン記者はこう続ける。
■原辰徳監督がみっちり帝王学
「4年前の騒動を受けて、当初は“3年は2軍監督で経験を”と考えていた当時の原辰徳監督が、自分の目の届く1軍作戦兼ディフェンスチーフコーチへ配置転換したんです。
ここで、みっちり帝王学を叩き込まれたと思いますよ。クレバーな人ですし、同じ轍を踏むことはないでしょう」
■“昭和式”は本当に悪なのか。
ところで、これら“昭和式”の練習は、ダルが「才能のある選手が、かなり潰されている」と指摘するほど、本当に悪なのか。日米でプレーし、古巣の阪神でコーチ経験もある藪恵壹氏は、こう話す。
■ウエイトトレーニングは細分化
「たとえば、一口にウェイトトレーニングと言っても、今は驚くほど細分化されていて、何が、どの動作に効くかが全部、データで可視化されています。
すでに代用となる方法論が確立されている以上、“下半身を鍛えるには走るのが一番”なんてのは、指導者の勉強不足です。練習をさせた気になるだけの自己満足でしかありません」
■選択権は選手にある
とはいえ、それらは時と場合によりけり。