「新鮮で美味しいの反則でしょ」「ナイスきときと!」 富山湾が育んだパフェが最高すぎる件 (1/2ページ)
パフェ――なんてキラキラした響き。「完全な」「申し分のない」という意味のフランス語が語源らしい。
しかしここで、アイスクリーム、チョコレート、生クリームなどを思い浮かべた人(筆者も同様だが)は、甘すぎるようだ。
今、見逃してはいけないパフェ......それは、富山の「海鮮パフェ」だ!
背の高い大きなグラスにいかにも新鮮そうな魚介類がこんもりと盛り上げられている。中にはお米が詰め込まれているようだ。
こちらは2024年2月24日、富山市観光協会が公式Xアカウントで紹介したグルメ。投稿には8600件を超える「いいね」(2月24日時点)が付けられ、こんな声が寄せられている。
「宝石箱や」「食べるのがもったいないくらいきれいです」「すげ〜 どんな味するんだ」「新鮮で美味しいの反則でしょ」「富山が ぎっしり詰まってる 素敵なパフェ!!」「ナイスきときと! 富山を訪れる理由が出来ました」
こんなパフェなら、ビールや白ワインでも飲みながら、たっぷり時間をかけて味わいたいものだ。富山のどこで食べられるのだろう?
Jタウンネット記者は地元に詳しい話を聞いた。
自分たちが獲ってきた魚を、食べてもらいたい富山市観光協会のスタッフによると、「海鮮パフェ」は、水橋漁港の漁師達が運営する店「水橋食堂『漁夫(ぎょふ)』」のメニューの一つ。この店では、朝獲れの新鮮な富山湾の海の幸をふんだんに使った料理が提供されているという。
「水橋食堂 漁夫」を運営している水橋漁民合同組合に直接聞いてみては、ということで、Jタウンネット記者は電話してみた。答えてくれたのは、組合長の安倍久智さんだった。
「高さ20センチほどのグラスの一番下にご飯が入っているのですが、その上にさまざまな具材が層になっています。