戦に怖気づいた彰義隊…新政府軍が主導権を握り支配を盤石にした重要な戦い「上野戦争」【後編】 (4/6ページ)

Japaaan

上野山内打入之図(河鍋暁斎 画)

人数が増えること自体はいいのですが、問題は彰義隊が寄せ集めに過ぎず、彼らの中には戦の素人も多く混ざっていたということです。

大村益次郎の目論見

これでは、実際の戦闘に堪えられるはずがありません。実際、新政府軍からの攻撃が迫ってくると脱走者が相次ぎ、いざ激突となった時点では、もともとの兵力の三分の一である千人程度に減っていました。

また、残って戦に身を投じた残り千人も、大砲の音でビビッて逃げ出します。

この時、新政府軍を指揮していたのが大村益次郎でした。彼は、彰義隊からの逃亡者が逃げる道をわざと用意しておき、そこに誘い込むという戦術を採っています。

もちろん、その先には兵が配備されており、彰義隊からの逃亡者は次々に捕まり、あるいは殺されました。

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