キルギス在住のライターがレポート!願いを込めた文様「ОЙМО(オイモ)」の伝統工芸を体験 (4/4ページ)

ANGIE





▲Photo by Rie Kanno

1泊2日のツアーでは時間が足りないので、私たちが作るのは、表面のオイモの模様を縫い付けるところまで。さらに四辺に別のフェルトを張り付け、裏に別の布を張り付けて厚みを出すという過程を経てシュルダックが完成します。残りは職人さんが作って届けてくれるとのことで、ツアーでは一番華やかな部分だけを体験させてもらいました。

キルギスに住んで、毎日のように見かけているけれど意味も知らなかったオイモ。

その背景を知ると「あのオイモにはどんな意味があるんだろう」なんてもっと知りたくなってしまいました。
キルギスが抱える職人の高齢化と後継者不足の問題


▲Photo by Rie Kanno

日本ではさまざまな業界で職人不足が叫ばれていますが、それはキルギスでも同じ。伝統工芸に携わる職人さんは高齢化し、減り続けているのだそうです。

今回ツアーで訪れたボコンバエワ村には3つの大きな職人グループがあり、「伝統工芸の町」のようになっています。

伝統工芸を学び、自分も職人になりたいと思う若者は少ない一方、興味を持つ外国人旅行者が多いことに目を向け、旅行者を対象にした体験教室が開催されています。

そうして少しずつ海外にオイモを広げ、知ってもらえたらと考えているそう。



今回のツアーを主催するMIYABI JAPANも「ОЙМО from Kyrgyzstan」というブランドを3年前に立ち上げ、職人たちとオイモを使ったキルギス製品を制作し、日本で販売しています。

もしかしたら皆さんも、日本で「オイモ」模様のアイテムを見かけることがあるかもしれません。



海外の伝統工芸も興味深いのですが、日本人でありながら意外と知らないのが、日本の伝統工芸。

着物の着付けや茶道など、自分で出来たら素敵ですよね。冠婚葬祭で目にする水引を体験できる教室も全国にあります。

興味を持った方がいれば、ぜひ調べてみて。

自分で「作る」「体験する」時間って、とても楽しいですし、普段やらないことに挑戦するのは最高のリフレッシュになりますよ。
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