昭和レトロスイーツに欠かせない懐かしの「バタークリーム」が再流行の兆し!? (2/3ページ)

Japaaan

戦後の普及とケーキの大量生産

かつて、日本ではクリスマスシーズンになるとバタークリームを使ったバターケーキでお祝いするのが一般的でした。

こうした習慣が広まったのは、1950年代だと言われています。終戦直後で、当時の日本にはまだ進駐軍が滞在していました。もともとアメリカにはクリスマスをケーキで祝う習慣はないのですが、海外にいるアメリカ兵はデコレーションケーキで祝っていたといいます。

当時の日本人はそれを見て、クリスマスはそのようにケーキでお祝いをするものなのだ、と勘違いしてしまったわけです。

バタークリームのショートケーキ

また、当時は民間企業による小麦の大量輸入が行われた頃でもありました。これとあわせてケーキの大量生産も可能になり、戦前は高級品だったケーキがどんどん作られ庶民も味わう機会が増えたのです。

ケーキが一般に普及したのは、長期保存が可能というバタークリームの性質のおかげでもありました。

ただ逆に言えば、他にも長期保存の方法があれば、バタークリームの必要性は薄れるということでもあります。1950年代前後の家庭用冷蔵庫の普及によって、日本のケーキは大きく変わっていきます。

一度は生クリームに敗れたが

バタークリームに取って代わられるようになったのが生クリームです。

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