世界初の自販機はなんと「聖水」!?日本の自動販売機の進化の歴史を辿る (1/2ページ)

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世界初の自販機はなんと「聖水」!?日本の自動販売機の進化の歴史を辿る

ジュースにコーヒー、ビール、タバコ以外でも、近年はマスクや充電器など、自動販売機で取り扱う商品の種類はバラエティに富んでいます。そもそも、日本で初の自動販売機は、何を売るものだったのでしょうか?自動販売機の歴史と共に解説します。

世界最古の自販機は、古代エジプトの科学者ヘロンの著書「気体装置(Pneumatika)」に登場する「聖水自販機」。コインを投入すると、その重みで水が出てくる装置で、紀元前215年頃、寺院に置かれていたといわれています。

時代はずっと下って、現在のような形の自販機が登場したのは、1800年代後半、産業革命後のイギリスでした。飲料、菓子、食品、チケット、たばこなどに実用化され、基本的な技術もこの頃に開発されました。

日本国内では、1888(明治21)年、俵谷高七という人物が、タバコの自動販売機を発明したのが最初といわれています。明治政府は、10年の期限付きで特許を認め、1890(明治23)年に開かれた第三回内国勧業博覧会でも好評を博したそうですが、残念ながらその後普及はししなかったようです。

また、一説では1890年(明治23年)、小野秀三による自動販売機の特許が先発という説もあるようです。現在残っている自動販売機は、同じく俵谷高七が作った「自動郵便切手葉書売下機」です。

自働郵便切手葉書売下機(郵政博物館)

切手と葉書の販売だけでなく、ポスト機能も備えたアイデア製品でした。

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