おバカじゃなかった説!大河「光る君へ」で残念な子扱いされている藤原道綱(上地雄輔)の意外な才能がコチラ (3/3ページ)
しかし、中にはケチをつける手合いもいたのでしょうか。
「どうせ、母上に代作してもらったんだろうよ」
「そうだ、きっとそうに違いない……」
そんな噂が既成事実化してしまったのか、『拾遺和歌集』では、この和歌が道綱母(寧子)作として伝わっています。
寛和二年内裏歌合に
道綱母
宮こ人ねてまつらめや郭公今そ山へをなきていつなる※『拾遺和歌集』
これは本当に彼女が出詠したのでしょうか。あるいは、道綱の和歌が実質的に母親作であるからとして、このように記録されたのでしょうか。
実際のところはともかく、道綱もきちんと評価されたらいいですね。
※参考文献:
大曾根章介ら編『日本古典文学大事典』明治書院、1998年6月 角田文衞 監修『平安時代史事典』角川書店、1994年4月トップ画像(右):大河ドラマ「光る君へ」公式サイトより
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