国立高専が2024年度に1000人の生成AI人材を教育 (1/4ページ)

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独立行政法人国立高等専門学校機構のプレスリリース画像
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 独立行政法人国立高等専門学校機構(所在地:東京都八王子市、理事長:谷口 功、以下 、高専機構)は、2024年度に1000人の生成AIサービスを開発、実装できる生成AI人材を教育する取り組みを推進します。この取り組みにより、生成AI人材に関するカリキュラムの作成や生成AIサービスの開発実習環境の整備を実施し、情報系分野のみならず各専門分野で生成AIサービスを展開できる人材を輩出し、高度先端情報社会の推進を支えることを目指します。2024年3月29日(金)にキックオフイベントとして、「次世代AIリーダー育成〜高専生成AI人材育成プロジェクト始動〜」をオンライン開催します。

◆背景

 生成AIサービスの開発が急速に進展している現代社会では、これらの技術を駆使できる人材の需要が高まっています。生成AIは多岐にわたる分野で革新的な変化をもたらしており、企業や組織が競争力を維持し、新たな価値を創出するために、生成AI技術を理解し、活用できる人材が求められています。これらの社会ニーズに応えるため、組織だって系統的に生成AI人材を教育、輩出する体制を迅速に整えることが重要になっています。


◆生成AI 人材育成の取組

 高専機構は日本マイクロソフト株式会社(本社:東京都港区)と連携し、生成AI技術に関する教育カリキュラムや最先端の教材を開発、また、実践的な生成AIサービス開発の実習環境を整備します。これらを通じて、学生たちは生成AI活用に関する知識、実際のサービス開発プロセスを経験し、生成AI技術の応用能力を身につけることができます。2024年度に約20高専がこの取組に参画し、1000人以上の学生が生成AIに関する教育を受ける計画です。この教育を受けた学生がAI技術の可能性を最大限に引き出し、将来的には社会のさまざまな課題解決に貢献、技術革新を支える人材になることを目指します。

「国立高専が2024年度に1000人の生成AI人材を教育」のページです。デイリーニュースオンラインは、AI・数理データサイエンス高専発!「Society5.0型未来技術人財」育成事業生成AI高専ネットなどの最新ニュースを毎日配信しています。
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