ふわふわの白い毛が生えた新種のカミキリムシが発見される(※昆虫出演中) (1/4ページ)

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ふわふわの白い毛が生えた新種のカミキリムシが発見される(※昆虫出演中)
ふわふわの白い毛が生えた新種のカミキリムシが発見される(※昆虫出演中)

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 いっておくけどこのトップ画像ほどかわいくはない。だけど確かに背中に白い綿のようなモフモフがくっついていて、昆虫好きな人なら若干かわいげがあると言ってもらえるかもしれない。

 カミキリムシの仲間は、地球上でもっとも多様な昆虫のひとつで、3万6000種以上、5100属が存在しているが、まだまだ未発見、あるいは発見されているものの登録されていない種も多い。

 オーストラリアで、背中と体、頭が白いふわふわの毛に覆われたカミキリムシが発見された。9.7mmと、とても小さくて綿ぼこりと勘違いしてしまいそうだが、それは新種だったのだ。ということで本文ではご本人に登場してもらおう。

・カミキリムシは多様な昆虫、とにかく種類が多い
 カミキリムシの仲間はとにかく多い。これまで発見されているものだけでも、3万6000種以上、
5100属が存在している。

 オーストラリアの動物相では、300以上の属に分類されるおよそ1400種が確認されていて、まだ知られていないものも無数に存在するといわれている。

 オーストララシア(オーストラリア、ニュージーランド、近海の島々)の生物地理的領域は、既知の種の97.3%が固有種で、世界のカミキリムシの中でもっとも固有種率が高い。・白いもふもふに覆われたカミキリムシの新種を発見
 今回新たに発見された種は、フトカミキリ(Lamiinae)と呼ばれるカミキリムシの大きな亜科に属している。

 エクスカストラ・アルボピローサ(Excastra albopilosa)と名づけられたこの新種は、オーストラリアの世界遺産であるゴンドワナ熱帯雨林の一部、ラミントン国立公園に囲まれたエコツーリズムロッジ、ビンナ・ブエナ・ロッジで捕獲されたものだ。
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