トリケラトプスは社会的な恐竜だった。共同生活を裏付ける化石が発掘される (2/3ページ)
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サウスダコタ州で発見されたトリケラトプス、ビッグ・ジョンの骨格標本 / image credit:WIKI commons・トリケラトプスが群れで暮らす社会性があった痕跡
これほどまで大きなトリケラトプスであっても、生きるために群れで生活することを選んだようだ。ワイオミング州で発掘された化石がそのことを裏付けているのだ。
発掘されたトリケラトプスの化石には、何百もの歯も含まれていた。
その化学分析からは、5頭すべてが同じところを移動していことが明らかになっている。つまり群れで移動していたのだ。
博士論文のテーマとしてこの化石を研究するユトレヒト大学(オランダ)のジミー・デ・ローイ氏は、「そうした社会行動は、どの程度複雑だったのでしょうか?」と問いかける。
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白亜紀の沼地を歩くトリケラトプスの群れ / image credit: Bart Bus
化石の保存状態は非常によく、トリケラトプスについてまた別の事実も明らかになっている。
たとえば、トリケラトプスの成長はかなり遅かったらしい。
さらにこの群れは死の瞬間も共にした。彼らの遺体のそばにほかの動物の遺体もあったことを考えると、化石なった群れは、おそらく沼にでもハマって一緒に命を落としたのだろう。
大きなツノも頑丈なフリルも、そうなってしまっては虚しく空を切るしかない。