蛇を殺した祟りで病死…藤原道兼の嫡男・藤原福足君とはどんな人物だった?その短い生涯をたどる【光る君へ】 (3/4ページ)

Japaaan

【コメント】果たして、道隆は福足君をどうする気なのでしょうか。

道隆、とっさのナイスフォロー

……いひおこづらせ給ふべきか、又にくさにえたへず、追ひおろさせ給ふべきかと、かたがた見侍りし程に、この君を、御腰の程にひきつけさせ給ひて、御手づからいみじう舞はせ給ひしこそ、……

※佐藤球『大鏡』右大臣道兼より

【意訳】福足君を叱りつけるのか、それとも見苦しいから連れ去ってしまうのか。
周囲が固唾を呑んで見守る中、道隆は福足君をやさしく抱き寄せ、小さなお手手をとって一緒に舞い始めたのです。

【コメント】お、とっさの機転を聞かせて、可愛らしくお遊戯を始めました。
そうですよね、子供だから難しい舞よりも、こっちの方が楽しいでしょう。

兼家は上機嫌、一同胸を撫で下ろす

菊池容斎『前賢故実』より、藤原兼家。

……楽をまさりおもしろく、かの君の御恥もかくれ、その日の興もことの外にまさりたりけれ、祖父殿もうれしと思したりけり。父おとゞはさらなり。……

※佐藤球『大鏡』右大臣道兼より

【意訳】演奏も再開されて、道隆と福足君は愉快にお遊戯。宴席の空気もすっかりほぐれ、兼家も大喜び。道兼(父おとゞ)は胸を撫で下ろしたのでした。

【コメント】ひとまずみんな楽しそうで、よかったですね。終わりよければすべてよし、道隆の機転に感謝したことでしょう。

名を上げた道隆、引き立て役になってしまった道兼

……よその人だにこそ、すゞろに感じ奉りけれ。

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