知ってる? 「初める」の正しい読み方【意外と知らない言葉の知識】 (1/4ページ)

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知ってる? 「初める」の正しい読み方【意外と知らない言葉の知識】
知ってる? 「初める」の正しい読み方【意外と知らない言葉の知識】

「○○をはじめる」と述べる時、「始める」と「初める」のどちらを使うべきか迷った経験はありませんか?

「始」と「初」の使い分けは複雑なので、まずはそれぞれの意味を正しく理解することが大切です。

今回は、「始める」と「初める」の違いについて詳しく解説します。

■「始める」と「初める」の違いとは?

まずは、それぞれの漢字の意味を見ていきましょう。

◇「始」は「物事が動き出すこと」

「始」を辞書で調べてみると、次のような意味があります。

【始】

1.はじめる。はじまる。「始業・始動/開始・創始」

2.はじめ。おこり。「始終・始祖・始末/元始・原始・終始・年始」

(出典:『デジタル大辞泉』小学館)

「始」は、基本的に物事が動き出す様子を表し、出来事に重点を置くのが特徴です。

☆「始める」の意味

「始める」には次のような意味があります。

はじめる【始める】

1.物事を行っていない状態から行う状態にする。行いだす。

2.(「創める」とも書く)新しく起こす。新たにつくる。

3.いつものくせを出す。

4.(動詞の連用形などに付いて)その動作が行われだすことを表す。

(出典:『デジタル大辞泉』小学館)

「始める」は「新しい趣味を始める」「プロジェクトを始めるための会議」といった、新たに何かを開始することを表現したい時に用います。

また、「歩き始める」「走り始める」など、他の動詞に付いてある動作が行われだすことを述べる時にも使用が可能です。

◇「初」は「ある状態になって間もない頃」

一方、「初」の意味は以下の通りです。

【初】

1.物事のはじめ。はじめの時期・段階。

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