地球外文明はなぜ見つからないのか?フェルミのパラドックスは超AIの出現によるものだという説 (1/5ページ)
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広大で長い歴史を持つ宇宙には、地球外文明があってしかるべきだ。なのになぜその証拠が見つからないのか? この「フェルミのパラドックス」と呼ばれる矛盾の答えはいまだに見つかっていない。
その理由は超「AI」の出現によるものだとする新説が登場した。
マンチェスター大学の天体物理学者によれば、突出したAIが出現した文明は100~200年程度で自滅することになるのだという。生物よりもずっと速く自己進化する超AIが、やがて生みの親を駆逐するようになるというのだ。
生物文明がこのAIリスクを回避するには、多惑星文明へと進化するしかない。だが超AIは生物ではあり得ないスピードで進化する。ゆえに自滅を回避することはできないのだという。
・フェルミのパラドックスとグレートフィルター仮説
この宇宙には膨大な数の星がある。天の川銀河だけでも2000億個もの星々があり、宇宙にはそんな銀河がさらに2000億~2兆もあるのだ。我々が知っているだけでも、これほどの星々があるのだから、文明社会がこの地球だけというのは考えにくい。
だが現実には、宇宙人の姿はおろか、その痕跡すらまったく見つかっていない。このように、地球外知的生命体が存在する可能性はきわめて高いと思われるのに、その証拠が見つからない矛盾を「フェルミのパラドックス」という。
この矛盾を説明する1つの説として、「グレート・フィルター仮説」というものが提唱されている。
それによると、なんらかの要因が障壁(グレートフィルター)となり、この地球からその存在を検出できるほど知的生命が発達できないことが、フェルミのパラドックスの原因なのだという。
グレートフィルターが具体的に何であるかについては、核戦争や環境問題、あるいは天体の衝突やガンマ線バーストなど、さまざまな説があり、確かなことはわからない。