眼瞼下垂ってどんな病気?治療法は? 専門医師にインタビュー (3/4ページ)

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例えば、瞼を開ける筋肉の一部である腱膜が伸びたり、瞼板から外れている場合には、腱膜を前下方に引き出して、瞼板に糸で固定する腱膜前転術は、眼瞼下垂の手術としては、最もメジャーなものの1つであり、こちらは保険の範囲内で治療が出来ます。
そして、瞼を開ける筋肉や腱膜に問題がなく皮膚のみの処理で視野を改善することも出来ます。
この場合も、黒目に覆い被さっている皮膚の状態によって、保険が効く場合と自費診療となる場合があります。保険診療は、皮膚の切除を行うことで被さった皮膚を取り除き、視野を確保する方法で行います。但し、切らない二重術(埋没法)で視野の邪魔になっている余った皮膚を上方にリフトアップすることも可能ですがこちらは自費診療となります。

さらに、先天性の眼瞼下垂で中等症以上のものには上記のような治療が無効の場合が多くあるため、側頭部(こめかみの有毛部)や、太ももから、筋膜を採取して、上まぶたと額の筋肉の間をブリッジするように移植し、瞼の開ける補助の動力源として前頭筋を使って瞼を開けられるようにする、筋膜移植術を行う場合もあります。


貴院で行っている治療の特長をおしえてください。

当院における眼瞼下垂手術の特長の1つは、切開を伴う眼瞼下垂手術においては、90%以上の切開操作を、レーザーメスを用いて行っていることです。以前は、メスとハサミを使って組織を切除することを行っていましたが、これら手術器具を用いた方法では、切ると必ずいったん出血し、その度に止血操作が必要となり、止血が完了するまでの間、瞼がどんどん腫れてきます。当然、腫れると目の開きが悪くなりますし、二重幅も広くなってきます。それによって、左右の目の開き方を調整して出来るだけ左右差なく仕上げるのが難しくなってきます。術後のダウンタイムも長くなり、患者様の日常生活における負担もより大きくなります。

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