よくわかる「ポイント経済圏の歴史」。Tポイントはなぜ、Vポイントと統合したの? (1/2ページ)

東京バーゲンマニア

よくわかる「ポイント経済圏の歴史」。Tポイントはなぜ、Vポイントと統合したの?

最近はポイント関連の動きが活発です。共通ポイントの歴史を見ていくと、現在のポイント経済圏の状況がよくわかります。

ポイント経済圏の幕開け~Tポイントの登場

2003年10月に日本ではじめて共通ポイントのTポイントが開始しました。さまざまなお店でTポイントをためられ、ためたポイントも加盟店であれば利用する事ができます。

しばらくTポイント1強でしたが、2010年3月にPontaポイントが誕生。Tポイント加盟店のライバル店が参加し、Tポイント vs Pontaポイントとしてポイントブームとなりました。

大きな転換点は2013年7月のTポイントとYahoo!ポイントの統合です。実店舗最強のTポイントとネット大手のYahoo!ポイントがTポイントに統合し、ネットでもリアルでも最強のポイントを目指します。

ネット最強のポイントである楽天ポイントも動きます。2014年10月に楽天ポイントカードを発行し、共通ポイントビジネスに参入しました。

携帯電話3社はどう動いたか

少し戻りますが、auは2014年5月にau WALLET構想として、これまで機種変更などでしか利用できなかったポイントをau WALLETポイントに切り替え、たまったポイントをau WALLETプリペイドカードにチャージすれば、世界中のMastercard加盟店で利用できるサービスを開始しました。

同じく、ソフトバンクも使い勝手の悪かったポイントを2014年7月にTポイントに変更。

auとソフトバンクが動いたため、ドコモも動かざるを得なくなり、2015年12月に共通ポイントのdポイントを開始します。

「PayPay」登場と楽天・ドコモの攻勢

2018年10月に突如誕生したのがソフトバンクグループのPayPayです。「100億円あげちゃうキャンペーン」などで一気にユーザーを増やしました。

その間、楽天とドコモは大量のポイントを発行し、先行するTポイント・Pontaポイントの加盟店をどんどんひっくり返していきます。

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