Hope For Paws~ホームレスに世話されていた捨て犬、第二の犬生を歩み始める

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Hope For Paws~ホームレスに世話されていた捨て犬、第二の犬生を歩み始める
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 アメリカの西海岸、ロサンゼルスを拠点にして、ストリートアニマルたちの保護活動を続けているHope For Paws。今回の通報は、ホームレスの支援団体から寄せられたものだった。

 高速道路の上にかかっている陸橋に、1匹の捨て犬がいるのだという。その犬はホームレスに

餌をもらって暮らしていた。早速スタッフが現場に駆けつけたところ、そこにいたのは伸び放題の毛に覆われた犬だったんだ。



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Heartbreaking: abandoned dog lived on a bridge above a busy freeway!

 最初、なんとか食べ物で友好関係を築こうとしたスタッフのロレタさんだったが、犬は警戒したのか餌に興味を示さない。

 そこで周囲をフェンスで囲み、カートの下へ潜り込んだところで首にリードをかけ、無事に保護することに成功した。

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 まずは伸び放題の毛を剃ることからスタート。あまりニンゲンに触れられることに慣れていないようだった。そこで鎮静剤を打った上で、キレイに毛を剃っていくよ。

 この時点で犬~シュリンプ(エビ)と名付けられた~の口腔と鼻腔との間に、瘻孔(ろうこう)がることが判明した。瘻孔というのは、身体の組織に開いた穴のことだそう。

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 キレイになった後はお風呂タイム。シュリンプはお風呂を楽しんでくれたようだ。そして見違えるように可愛いわんこに生まれ変わったシュリンプは、里親さんのもとへ預けられた。

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 そして2か月後。献身的な里親さんの手で、愛情たっぷりに面倒を見てもらっていたシュリンプは、まるで別犬になっていたよ!

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 シュリンプは陸橋の上で暮らしていた頃、テント住まいのホームレスに餌をもらっていたんだそう。映像にちらっと写っていたのを見ると、十分なご飯と水、そしてベッドなども用意してもらっていたみたいだね。

 ところで今回の救出劇の最中に、ロレタさんたちに近づいてきたホームレスがいたんだそうだ。彼は「薬を売ってくれ」と言って来たんだって。そんな治安の悪そうな場所でも、救出活動をためらわないHope For Pawsの皆さん。どうかいろいろ気をつけながら、今後も活動を続けてほしい。

written by ruichan


※この記事はカラパイアの姉妹サイト「マランダー」に掲載されたものです。面白い動物情報を集めたマランダーの方にも是非訪れてみてください。


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