伝説の陰陽師・安倍晴明は地味な公務員!まるで”魔法使い”のような呪術の逸話は全てフィクション【後編】 (3/4ページ)
では、そのような作り話や伝説は誰が作ったのかというと、晴明の後裔である土御門家につながる陰陽師だと言われています。
さて、そうなると実際の安倍晴明はどんな人だったのでしょうか?
始末書を書かされることも実は、晴明が陰陽師として花山天皇や藤原道長につかえるようになったのは、40歳になってからです。
それまでの晴明は陰陽寮の学生に過ぎず、天皇や上級貴族のそばで活躍できる身分ではありませんでした。
その後がんばって陰陽師の大家になったとはいえ、40歳にしてまだ学生というのはかなり遅い出世です。
つまり、現在エンタメ作品で描かれているように、若くて美男子の晴明が天皇や貴族の間で陰陽師として活躍するという話は完全なフィクションだということです。
それに出世して陰陽師の大家になったといっても、彼の身分はあくまでも「公務員」でした。