長寿を全うした『光る君へ』の主要キャラたち!「源氏物語」完成後の紫式部の消息は?何歳まで生きた? (2/4ページ)

Japaaan

紫式部像

これは大変な重労働でした。なにせ現代のように印刷機械も専門の印刷所も存在しない中、紙選びや清書・製本作業を全て手作業で行わなければならないからです。

ぼやく紫式部

紫式部の当時の様子が記されている『紫式部日記』には、この頃の式部の多忙な様子が綴られています。

明けたてば、まづ向かひさぶらひて、色々の紙選り整へて、物語の本とも添へつつ、所々にふみ書き配る。かつは、綴じ集めしたたむるを役にて明かし暮らす。

(夜が明けると中宮様の御前に上がり、いろいろな紙を選び揃えて、物語の原稿を添えて、あちこちに書写 〈清書〉を依頼する文を書いて配る。その一方で、清書された分を綴じ集めて整えることを役目に、一日中作業を続けた)

その様子を見た藤原道長は「子持ちの中宮が寒い中、なぜこんな仕事をされるのか」とぶつぶつ言いながらも、上質の紙や筆、墨や現などを提供したと書かれています。なんだか微笑ましいですね。

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