人を喰らう巨大な骸骨の妖怪「がしゃどくろ」は奇想の絵師・歌川国芳が生みの親だった!【前編】 (3/4ページ)

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またメキシコでは骸骨や髑髏はカラフルな花に飾られた「Calavera(カラベラ)」(直訳すると頭蓋骨)というモチーフがあり、生きた魂を解放する「自由の象徴」とされているそうです。

そのため、11月の「死者の日」にはカラベラは家や店に飾られたり、さまざまなデザインのグッズが登場したりしています。

死・終焉などの重く深刻なイメージだけではないところが世界中で愛されている理由かもしれません。

昔から、髑髏モチーフはファッション・雑貨・アニメ・漫画・映画ほかさまざまなところで愛用されていますよね。

メキシコの髑髏「Calavera(カラベラ)」(photo-ac)

日本の妖怪「がしゃどくろ」とは!?

そんな髑髏ですが、日本生まれの「がしゃどくろ」という巨大な骨の妖怪がいるのはご存じでしょうか。

「がしゃどくろ」は、戦死したり野垂れ死したりして、誰にも埋葬をされることなくそのまま遺体が朽ちて骸骨になった者たちの無念・怨念などが集まり、巨大化した妖怪です。

この巨大な「がしゃどくろ」が誕生したきっかけになったのが、江戸時代の浮世絵師・歌川国芳が描いた有名な作品『相馬の古内裏』(そうまのふるだいり)という作品。

がしゃどくろを描いたものではありませんが、巨大な髑髏である点から、がしゃどくろのイメージとして初期から使用されてきました。

後編では、この「がしゃどくろ」にまつわるお話をご紹介しましょう。

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