43mの大蛇など古代の巨大な岩絵は、南米先住民の縄張りを示していたかもしれない (3/4ページ)

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巨大蛇だけではなく、岩絵には、人間、アマゾンの巨大ムカデ、その他の動物など、さまざまなモチーフが含まれている / image credit: RIRIS ET AL/ANTIQUITY (2024)

 そこが自分たちの縄張りであることを示すマークはほかの遺跡でも見つかっているが、オリノコ川の彫刻は際立っている、とリリス博士は指摘する。
オリノコの彫刻が特別なのは、その大きさ・量・密度、そしてそれを作るための労力のためです(リリス博士)
 彫刻はかなり危険な場所にもあり、先住民はロープやはしごなどで岩に登ってそれらを彫った可能性もあるという。

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こちらは長さ23mの蛇が彫刻された岩絵 / image credit:RIRIS ET AL/ANTIQUITY (2024)・危険に直面する遺跡
 この地域は観光地化がどんどん進んでおり、そのおかげでこうした貴重な遺跡は破壊の危険にさらされていると、リリス博士は懸念する。

 「私たちの知る限り、幸いにもどの遺跡も破壊されていませんが、人が増えれば、それだけリスクは高まります」

 そうした破壊から彫刻を守るため、リリス博士らは最近、コロンビアとベネズエラの国家遺産機関に遺跡を登録した。

 今後は、地元の先住民グループと協力して、観光客の増加を前提に、彫刻をきちんと管理する準備を進める予定だ。
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