遊びたいの?怒ってるの?犬の吠えている鳴き声をAIで解読する試み (1/3ページ)
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アメリカの研究チームは今、AIにイヌが吠えている時の鳴き声を解読させ、彼らが人間に何を訴えているのか明らかにしようとしている。
突然イヌに吠えられてびっくりした、こんな経験はないだろうか? 犬に慣れていない人にとっては怖いかもしれないが、じつはその子は遊ぼうよと誘っていたのかもしれない。
ミシガン大学の研究チームがAIに解読させようとしているのは、そんなふうに誤解されがちな犬の吠え方の意味だ。
そのAIはもともと人間の言語用に開発されたものだが、従来のイヌ用モデルよりずっと正確に、遊びと攻撃の吠え声を区別し、さらにはイヌの年齢や犬種、性別までも識別できるという。
・犬が吠えている時、何を伝えたいのか?
犬や猫のように身近な動物から、ちょっと危険な肉食動物まで、彼らは鳴き声で何かを伝えているが、人間にとって彼らが何を言いたいのかを正確に理解するのは難しい。だがAIの進歩がそれを可能にするかもしれない。
ミシガン大学のコンピュータ科学者ラダ・ミハルチェア氏は、「人間の声で訓練された音声処理モデルとこれまでの成果を活用することで、犬の吠え声のニュアンスを理解する新たな可能性の扉が開きました」と語る。
動物の声を解読するAIモデルの開発が難しい理由の1つは、データが少ないことだ。人間の声を録音したものならたくさんあるが、動物の鳴き声のデータを集めるのはずっと大変だ。
ペットや家畜ならば飼い主の許可を得なければいけないし、野生動物なら自然の中に分け入っていかねばならない。しかもそうやって会いに行ったところで、彼らが録音に協力的である可能性はほとんどない。