60歳以降の人生を楽しくするための「若さ」との向き合い方 (1/2ページ)

新刊JP

60歳以降の人生を楽しくするための「若さ」との向き合い方(*画像はイメージです)
60歳以降の人生を楽しくするための「若さ」との向き合い方(*画像はイメージです)

人はみないつまでも若々しくいたいと願うもの。その願望はさまざまなところに現れる。
周りから「老害」と呼ばれないように、考え方や価値観をアップデートしようと努めるのもその一つだし、見た目を若く保とうとして服装に気を使ったり、スポーツジムに通ってスタイルをキープしようと努力したりといったこともそうだろう。

これ自体はいいことなのだろうが、私たちは死ぬまで誰かから見て魅力的であるために努力を続けなければいけないのか、と考えると何だか少し重荷なようにも思えてくる。

■60歳をすぎたら同世代の「若さ」をほめるのをやめる

「頭の回転が良く、美しくて、スタイルもいい」なんて、生きる指針にしていたらつらすぎる。それらは、60歳にもなれば万人が失っていくもの。これを指針にしていたら、ボケるのが怖いし、老けるのが怖くて仕方なくなる。

『60歳のトリセツ』(黒川伊保子著、扶桑社刊)は、老いや衰えを仕方のないものだと受け入れて、これまでとらわれてきた価値観を捨てることで60歳以上の人生をラクに快適に生きることができると説く。

若々しいのはいいことだが、人は誰でも老いる時がくる。ならば60歳を境にある程度の「あきらめ」を手にしてはどうか。還暦以降の人生に対する、そんな提言である。まずは60歳になったら、他人の美醜をとやかく言うのをやめてみよう。

「あなた、太ったんじゃない?」
「そのシミ、レーザーで消せるよ」
こんなセリフはご法度。60歳にもなれば誰だって見た目に気になる場所は出てくる。いちいち指摘していたら、自分の美醜だって気になってしまう。これではいつまでも若さの呪縛から自由になれない。

ほめる時も同様だ。
「若く見える」「若々しい」と言われて嫌な人はいないはずだが、この年齢になったら若々しさは武器にはならない。若さへの憧憬から抜け出すためにも、誰かをほめる時は「若さ」をほめるのはやめよう。60年という時を生きてきた人間には、ほかにほめるべきところがたくさんあるはずなのだから。

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