夫の不倫を容認する妻。ドラマ『1122 いいふうふ』に描かれたセックスレス夫婦のリアルな心情から見えたもの (1/3ページ)
浮気や不倫、セックスレスといったテーマは、私たちにとってあまりにありふれていて、自身や友人が経験したことがある人も多いことでしょう。そうでなくとも、ニュース、ドラマ、SNSなど、あらゆる媒体で見かけるものであり、誰しもにとって身近であることは、間違いないでしょう。
私たちの恋愛や結婚に、浮気やセックスレスは「付き物」なのかもしれません。しかし多くの場合、それは不幸の象徴であり、巻き込まれれば最後、その人の人生そのものが破滅する場合も……。だけどもしも、浮気やセックスレスをポジティブに捉えている人がいたら、どうでしょう。昨年話題になった、セカンドパートナーという新しい概念。恋人やパートナーの他に、セカンドパートナーがいたら……どんな暮らしになるのでしょう。
2024年6月14日からPrime Videoで配信開始された、高畑充希×岡田将生によるW主演ドラマ『1122 いいふうふ』は、そんな「公認不倫」を軸にストーリーが展開されていきます。
■身体関係がない夫婦。だけど、愛情はある
セックスレスだけど、パートナーとしてはいい関係の夫婦。だけど……夫である二也(岡田将生)は、毎月第3木曜日に妻・一子(高畑充希)の承知のもと、恋人と過ごしているのです。結婚7年目の2人は、お互いの関係を良好に保つために「婚外恋愛許可制」を取り入れており、お互い「家には恋愛を持ち込まない」ことを条件に、パートナー以外の異性と関係を持つことを了承しています。
世の中では「夫婦仲を壊す悪の象徴」として語られることが多いセックスレスや不倫ですが、『1122 いいふうふ』のストーリーの中では、もっと曖昧なものとして描かれていきます。
例えばセックスレスだって、日常の中で「なんとなく」そうなってしまうものであり、セックスレスが不仲の原因に直結しない場合もあります。パートナーとしてのコミュニケーションは身体のつながりだけではないですし、市子と二也も、セックスはなくともパートナーとしてお互いを支え合っています。