未来の刑務所では犯罪者に偽の記憶を脳に植え込み更生を促す処置が行われるかもしれない (3/5ページ)

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 あるいは光を利用することで、脳を完全に制御し、記憶の消去に成功した研究もある。

 またテキストからリアルな動画を生成する新しいAI技術も、コグニファイの技術的な基盤になることだろう。

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・現在の刑事司法システムの限界を超える
 未来の更生デバイスのコンセプトは、イエメン出身の分子生物学者で、科学コミュニケーターや映画製作者としても活躍するハシェム・アル・ガイリ氏が考案したものだ。

 彼はこれまでも、頭部移植手術を行うAIロボットや人工子宮施設など、ディストピア感ただよう未来技術のアイデアを発表してきた。

 アル・ガイリ氏によると、コグニファイは「現在の刑事司法システムの限界」から着想を得たものだという。

 今日の刑務所は決して完全なものではなく、ここで刑期を終えた受刑者が再び犯罪を犯して舞い戻ってくるケースは非常に多い。それでいて刑務所を維持するコストは多大なものだ。

 そこでAIを利用した更生システムを利用することで、犯罪者に「更生と社会復帰へのより効果的な道筋」を与えようというのだ。[画像を見る] ・倫理的な問題も
 一方、こうした技術は「ニューロライツ(神経の権利)」とでもいうべき新たな問題をも提起する。実際、アル・ガイリ氏自身も懸念すべき点があることを認めている。

 犯罪者に偽の記憶を植え付けることは、個人の自己認識に歪みを生じさせるなど、多くの倫理的問題を引き起こす可能性がある。
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