私を一番に愛して!主従を越えて藤原定子に一番の愛情を求めていた清少納言【光る君へ】 (2/3ページ)
すべて、人に一に思はれずは、何にかはせむ。ただいみじう、なかなか憎まれ、あしうせられてあらむ。二、三にては、死ぬともあらじ。一にてを、あらむ。
【意訳】一番に愛していただけないならば、何の意味がありますか?そんな中途半端な愛情ならば、むしろ激しく憎まれたり、虐待されたりする方がよほどマシです。二番目や三番目なんて、死んでいるのと違いません。どうか私を一番に愛して下さい。
……との事でした。
二人の関係は?
清少納言が日ごろから「一番でなくちゃ意味がない」と連呼していたことを受けて、定子がからかったようです。
しかし単にからかうだけなら、愛するなんて重いテーマをぶん投げなくてもよさそうなもの。
このやりとりから、二人が単なる主従を越えた関係にあったことが察せられます。
清少納言が前夫の橘則光(たちばなの のりみつ)と上手く行かなかったのは、こういうことも関係しているのかも知れませんね。
※則光は根っからの体育会系で、機知に富んだ清少納言と相性が悪かったというのが定説。ただし離婚後も交流は続き、むしろ仲はよかったのだとか。男女の関係はよく分からないものです。