幕末の志士・坂本龍馬は詐欺をも厭わなかった!?大きく書き換えられつつある龍馬の人物像 (3/4ページ)

Japaaan

薩長の裏方ポジション

それから彼は、薩長同盟の締結時に仲介のため尽力したとされていますが、その役割は限定的なものだったという見方が有力です。

実際の交渉は薩長の藩士だけで行われており、龍馬は数ある調整役の一人に過ぎませんでした。小説や漫画、ドラマでよく描かれるような決定的な役割は果たしていなかったのです。

もともと、薩長同盟の締結にあたっては、同じ土佐藩出身である中岡慎太郎が主導していました。その動きを知って、龍馬も協力するようになったというだけの話です。

実際の龍馬のポジションは薩長の裏方でした。彼が西郷隆盛と関係が深かったのは事実で、薩摩藩の意向に従って行動することが多かったようです。

彼は重要な会議の段取りや日程を調整し、武器商人であるグラバーを通じて大量の武器弾薬を薩長軍のために用意するという役割を負っていました。

室戸岬にある中岡慎太郎の銅像

そうした役割を果たすべく結成されたのが、海援隊だったのです。

いろは丸事件の詐術

ちなみに海援隊といえば、今の時代から見れば詐欺と言われても仕方がないようなハッタリについても見逃せません。海援隊がらみでトラブルが起きた際、彼はヒーローにあるまじきペテンでその場を凌いでいます。

「幕末の志士・坂本龍馬は詐欺をも厭わなかった!?大きく書き換えられつつある龍馬の人物像」のページです。デイリーニュースオンラインは、浪人いろは丸事件薩長同盟坂本龍馬幕末カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る