5万1000年前の「物語を伝える洞窟壁画」をインドネシアで発見、絵物語としては世界最古か? (2/5ページ)

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インドネシア、スラウェシ島で発見された洞窟壁画に描かれていた、3人の人間とイノシシの描写 / image credit:Griffith University; (CC-BY 4.0 Deed)

 オーストラリア、グリフィス大学の考古学者、アダム・ブルム氏はこのように話す。
物語を語り伝えるという行為は人類の進化において非常に重要な行為で、人類が種として成功した理由を説明する一助になるといえます

常に初期の洞窟壁画の中に物語性をもつ絵が見つかることは極めて稀ですから(アダム・ブルム氏)


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・再分析によりスラウェシ島の壁画は5万1200年前のものと判明
 これまで考古学者たちは、ここの岩絵の年代は4万3900年前のものと見積もっていたが、より高精度な年代測定技術を用いた研究によって、このイボイノシシと獣人の絵は5万1200年前のものであることを突きとめた。

 今回、インドネシア国立研究革新庁とオーストラリア、グリフィス大学の研究チームは、「レーザー・アブレーション・ウラン(U)シリーズ・イメージング」という技術を使った。

 これは、顔料の層の上を水滴が流れることで形成される炭酸カルシウム粒子に含まれるウランを分析して、壁画が描かれてからどれほどの年月が経過したのかを測定する方法だ。

 これまでは数千年かけて堆積した方解石の塊のサンプルを炭素年代測定することでその洞窟の年代を特定していた。
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