まずは自分と向き合う。『心に効く美容』でMEGUMIが教える“本当の美しさ” (2/4ページ)
MEGUMIさんは美しさのために美容を極めたのではなく、ごく自然に自分のことを大切にしようとする過程の中で、美容というアプローチ方法を突き詰めた人なのかもしれない。自分を愛するってどういうことなのか、自己啓発本を何冊読んでも、ふんわりとしか理解できていない。だけど自分のカラダを大切にすることが、自分を愛することにつながっていることは理解できる。
「肌ケアは心のケアだ」と、MEGUMIさんは言う。肌の調子が悪ければ気分が下がるし、人に会いたくなくなる。だけど私たちの生活は忙しいし、致し方なく肌を傷つけてしまう時もある。後ろ向きな気持ちになってしまう自分の背中を押すために、肌を愛すのだと。
自分に自信がある人なんて、世の中に何人いるんだろうと思うけれど、日本人女性の自己肯定感の低さは、世界でもトップクラスだという。自信をつけようとがむしゃらになる前に、まずは「ダメな自分」を受け入れることで、自分に合うスキンケア、セルフケアを選びぬくことができるようになるのかもしれない。
美しくなるために、美容家が勧めるものをすべて取り入れる必要はないのだ。自身の習慣や弱みと向き合った時に、何が必要なのかを見極めることこそ、美容を始めるにあたっての第一歩なのだと気づくことができた。
■美しくなるため、ではなく「生きるための美容」を実践したくなる
だからこそきっと、本の中でMEGUMIさんが勧めるものを全て使う必要はないのだと思う。そうとは分かっているのだけれど、MEGUMIさんの好奇心あふれる美容との向き合い方に、関心せずにはいられない。
シンプルに成分のいいコスメもたくさん紹介されているのだけれど、MEGUMIさんはそれだけを重視しているのではないような気がする。ヘルシーなカラダに必要なもの……十分な水分、ターンオーバーを促すための発汗、食事では摂りきれない栄養素の補給。プラスアルファで選んでいるというよりは、自身に足りないものを補完できるものを選んでいるように感じた。