平安時代の女性はなぜ眉を抜き、高い場所に描いたのか?そこには平安貴族の倫理観と美意識が! (3/4ページ)
また縄文時代にも仮面をかぶった土偶は多くあることから、顔を隠すというのは神秘性や高貴さを表す、日本人の伝統的な美意識かもしれません。
お歯黒
次に「お歯黒」。『魏志倭人伝』に「歯が黒い民の国があった」という記述があるので、歯が黒いのは平安時代前からあった風習だそう。
お歯黒は、涅歯(でっし)、鉄漿(かね)などと書かれ、五倍子粉(ふしのこ)とお歯黒水を用います。十歳ぐらいになると、成人の証として通過儀礼として慣習化していきます。
これらは女性から始まったものの、平安時代末期には公家の男性も施すようになり、特権階級や身分の高さを表す象徴となっていきました。
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