赤い着物のおかっぱ禿たちが都を監視!平清盛が放った不気味な子どもスパイ集団の実態【後編】 (2/5ページ)
たとえば……
▪︎祇王という名前の白拍子(平安末期〜鎌倉時代にかけ流行った歌舞を舞う女性)を寵愛していたのに、仏御前という若く美しい白拍子に心変わりして祇王を追い出す。
そして、自分で追い出しておきながら「仏御前が寂しがっているから、話し相手になれ」と呼び出し、さらに下座に座らせる雑な扱いをする。
▪︎都を平安京から福原(現在の神戸市)に無理やり移し大騒ぎとなった「福原遷都」の強行。
(わずか半年で頓挫し、源氏の結束力を高めて平家の滅亡を早めたといわれる)
▪︎取り立ててくれた後白河法皇を幽閉
など、さまざまなエピソードが記されています。
妻の弟で平時忠が「平家にあらずんば人にあらず」といってのけるほど栄華を極めていた平家ですが、平清盛はどこかで気弱な部分もあったのかもしれません。
そんな一面が伺えるのが、小さな子どもをスパイ集団として利用していた話です。