アメリカの先住民はなぜ、カホキアの都市を放棄したのか?その謎がますます深まる (2/4ページ)
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モンクス・マウンド photo by iStock・少なくとも干ばつで放棄されたわけではないことが明らかに
新たな調査では、地中深くの土壌サンプルを採取、分析し、何世紀にもわたって栽培されきてきた植物の種類を示す指標となる炭素同位体(原子が残る)を探した。
植物によって炭素の痕跡は異なる。今回、炭素12と炭素13というふたつの特定の炭素同位体が人々がカホキアを離れて行った時期を通じて、変わらずに存在していたことを突き止めた。
これはつまり、干ばつで作物が作れなくなった"事件"が起こってカホキアが見捨てられたわけではないことを示している。
「作物ができない状況にありがちな、草原の草が広範囲にはびこっていたという証拠はありませんでした」ワシントン大学の考古学者ナタリー・ミュラー氏は言う。
ミュラー氏らは、進取の気性に富んだカホキア人たちは、自分たちの未来を阻む干ばつに対応できていた可能性が高いと主張する。
そのような洗練された社会には、おそらく食料貯蔵システムがちゃんと整っていたのではないかと言うのだ。