ホビットとして知られるフローレス原人の骨が発見され、考えられていた以上に小さかったことが判明 (1/4ページ)
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指輪物語に登場する小さな種族にちなみ「ホビット」の愛称をもつ初期人類が、これまで考えられているよりもさらに小さかったことが明らかになったそうだ。
5万年前までインドネシア、フローレス島で暮らしていたと考えられる「フローレス原人(ホモ・フローレシエンシス:ホミニン)」は、身長が1mほどと推測された、かなり小柄な初期人類だ。
東京大学総合研究博物館の海部陽介教授らは、フローレス島の70万年前の地層から世界最小と考えられる大人のフローレス原人の化石を発掘した。
この上腕骨から推測すると、彼らはさらに小さかった可能性があり、我々人間もまた、他の動物たちと同じように、周囲の環境次第でさまざまな進化をたどった可能性があることを伝えている。
・ホビットのように小さな初期人類「フローレス原人」
「フローレス原人(ホモ・フローレシエンシス)」は、かつてインドネシアのフローレス島に存在した小型のヒト属だ。
大人の身長はほんの1mほどと推測され、現代人に比べれば、子供のように小柄だ。だが今回の研究では、これまで知られていた骨よりさらに6cm背が低いものが見つかっている。
フローレス島マタメンゲの70万年前の地層から見つかったのは、歯2点と上腕骨の下半分1点で、それを目にした海部教授は、最初子供の骨だと思ったという。
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フローレス島マタメンゲで発掘された世界最小の人類の上腕骨(左)と、リャンブアで発掘された全身の骨格(右)と比較したもの/Image credit: Yosuke Kaifu
ところが、まもなくその骨が、既知の初期人類の中では最小となる大人の骨であることが明らかになった。