収入のうち、何割を投資に回して良い? 貯蓄と投資のバランスを考える (1/2ページ)
今回のお悩み「収入に対して投資に回して良いお金はどれくらい?」
投資を始めたいと思っていますが、リスクを見積もった上で貯蓄額に対してどれくらいを投資に回して良いものなのでしょうか? すぐに使えるお金もある程度貯めておきたいです。例えば手取りが25万円くらいで一人暮らしのケースではいくらを投資しても良いか、何か指標はありますか?(30代前半/輸送機器メーカー技術職)
■収入の何割を投資に回していいのか?
一般論では、住居費(家賃など)と貯蓄(投資を含む)を合わせて、手取り収入の4割になるのが目安です。
一人暮らしの方は、家賃を手取り収入の3割までに抑えるのがベスト。住居費が3割の場合、投資を含めて貯蓄に回せるお金は1割です。会社から家賃補助が出ていたり、寮に入っていたり、親元にいたりする方は、その分投資や貯蓄に回せるお金は増えるわけです。
しかし、何かあったときにすぐに使えるお金も用意しておかないと、やっぱり不安ですよね。家電が壊れたり、冠婚葬祭に呼ばれたりすることも増えます。50万円から100万円くらいあると、心に余裕ができるでしょう。
投資は余裕資金で行うのが鉄則です。投資には大なり小なりのリスクがあり、必ずしも利益が出るとは限りません。元本が減るリスクも承知のうえで始める必要があります。また、老後に備える制度として人気のiDeCoも原則60歳になるまで解約できないので、現金にしにくく流動性が悪いことも理解する必要があるでしょう。
■手取り25万円の投資初心者はいくらから始めればいい?
例えば、預貯金が生活費の3~6カ月分程度あり、すぐに使えるお金が50万円あるのであれば、NISA口座のつみたて投資枠で、投資信託を積み立てるのもおすすめです。
リスクを下げる投資方法としては、「長期・積立・分散」を意識すること。7月31日時点の楽天証券のNISAランキング(積立件数)(※1)によると、1位から「eMAXISSlim米国株式(S&P500)」「eMAXISSlim全世界株式(オール・カントリー)」「楽天・インド株Nifty50インデックス・ファンド」となっています。