戦国時代にハニートラップを仕掛けた伝説のくノ一「初芽局」!女忍者の悲しい末路 (2/4ページ)
「くノ一」の役割
「くノ一」は、男忍者では難しい「相手の懐に入り込む役割」を担ったようで、料理の仕込みや雑用をこなす女中としてターゲットの屋敷で働くことが多かったようです。
女中に扮した「くノ一」は、女中としての仕事をこなしながらターゲットを観察し、見聞きした内容を仲間に報告しました。
これが、「万川集海」という忍術書にも記されている、「男忍者では難しい場合に使う、くノ一の術」の簡単なイメージです。
「万川集海」は、伊賀の三大上忍のうちのひとり藤林長門守の子孫、藤林保武が20巻以上にわたってまとめたもので、4代将軍「徳川家綱」時代の1676年に完成しています。
くノ一「隠れ蓑の術」「隠れ蓑の術」という術もありました。
たとえば、武将の奥さんに仕えて外出し、荷物を入れる木でできた大型の箱である「木櫃」を二重底にしておき、下の段に忍者仲間を忍ばせて屋敷へ持ち帰る方法です。
木櫃に潜んだ忍者は、屋敷に戻って武将を暗殺します。
そのほか、このあと紹介する「初芽局」のように、ハニートラップを仕掛けて敵将の側近として仕えるといったケースもあったようです。