スイスの酪農家がサイバー攻撃を受け、母牛とお腹にいた子牛が死亡 (1/4ページ)
[画像を見る]
ITだのDXだのへの取り組みが、いろんな分野で当たり前のように行われるようになってきた今日この頃。
これまでサイバー攻撃なんかには縁がないというイメージがあった業界にも、ハッカーたちの魔の手が迫っている。
スイスのとある酪農家では、オンラインを利用した搾乳ロボットや生体情報を記録するシステムがランサムウェアの攻撃を受け、実際に牛が死亡するという事件が起きていた。
・スイスの酪農家がサイバー攻撃を受けシステムダウン
スイスのハーゲンドルンという街で酪農家を営むヴィタル・ビルヒャー氏は、最近搾乳ロボットのオンラインシステムからデータが届かなくなったことに気づいた。
データにアクセスしようとしても、ディスプレイには何も表示されない。通常ならそれぞれの牛の名前や体重、搾乳した乳量などが表示されるはずなのだ。
[画像を見る]
image credit:photoAC
最初は単なるシステム障害だと思ったビルヒャー氏がメーカーに連絡したところ、実は故障などではなく、外部からハッキングされていたことが判明した。
ハッカーはランサムウェアを仕込んでおり、1万USドル(約150万円)と引き換えにロックを解除すると要求してきた。
[画像を見る]
image credit:photoAC
ビルヒャー氏は当初、この要求を受け入れることを拒んだ。