1万2000年前の奇妙な墓で発見された人骨は女性のシャーマンの物である可能性 (1/3ページ)
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トルコ南東部、チグリス川のほとりにある遺跡の建物の床下から、1万2000年前の女性の人骨が見つかった。その骨は様々な動物の骨と一緒に埋められていた。
この人骨の持ち主は自然界と超自然界と結びつけるともいわれるシャーマンのものだった可能性があるという。
もしこの解釈が正しければ、この地域で報告されている複雑な文化行動の最古の例になりそうだ。
・新石器時代の集落の床下から発見された謎の人骨
「CH 2019/05」として知られるこの遺骨は、トルコ南東部チェムカ・ホユクにあった新石器時代の集落の石灰岩できた建物の床板下から見つかった。
この骨は、25歳から30歳くらいの成人女性のものと推測されている。
遺骨のそばには羊やヤギの骨、ヤマウズラの翼、テンの脚、オーロックス(現代の家畜牛の先祖)の頭蓋骨などがあり、意図的に一緒に埋葬されたようでこれは珍しいことだという。
1万2000年前の墓というと、人類が狩猟採集生活していた古い時代のものだ。
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女性の遺骨のまわりにはさまざまな動物の骨が置かれていた / image credit:Ergul Kodas・意図的に配置されていた動物の骨
トルコ南東部には世界最古の神殿ギョペクリ・テペなど、人類の初期の文化の発展がわかる驚くような考古学遺跡がたくさん見つかっている。